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さりい’S DIARY

なんてことない日々のこと。

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今日は今年最後の仕事が休みの日。
明日から予想される激務に備えて、本当なら家で身体を休めていたいところだけど。
今日から毎年恒例のゴスペルのワークショップがある。

いつもならわりと小規模なワークショップも今年は例外。
なぜなら講師が、映画『天使にラブ・ソングを 2』でウーピー・ゴールドバーグが演じたデロリスのモデルとなった アイリス・スティーブンソン教授だから。
ブロードウェイの音楽監督大学で音楽教授をしていたが、荒れていたロサンゼルス・クレンショウ高校の音楽科主任教授として着任。クワイア(聖歌隊)を発足させ、世界合唱オリンピックで金メダル2回の受賞に導き、レイ・チャールズに『私の唯一の子ども達』と言わしめるほどの実力はクワイアに育て上げた。
またゴスペル音楽を通して同地区の青少年犯罪率低下に貢献し、ロサンゼルス市警察から感謝状を受ける。
2008年には全米でもっとも影響力のある女性教師の1人に選ばれ、音楽指導を通しての教育者としてフランス、イギリスでも賞賛されている。
というのが彼女の簡単なプロフィール。
映画化され、彼女の役をウーピーが演じると聞いたとき、その頃ウーピーはまだ下ネタのアドリブが得意な3流の女優だったから、アイリス女史は彼女を呼び
「いいか、私を演じるんだったらアドリブでも絶対に下ネタは言うなよっ」
と約束させたとのこと(苦笑)。

こんなすごい人に指導を受けられる機会なんてそうそうないから、ワークショップは12/28~30の3日間の開催なんだけど、悩んだ末に1日だけでもと参加を決めた。

ワークショップには約250人ほどの申し込みがあったそう。
会場となる教会は地下鉄福住駅から徒歩20分という不便なところ。
時間通りに着くよう早目に家を出たつもりだったのに...道に迷った!
気温が高かったからべチャべチャになり歩きづらい、しかも人っ子一人歩いていないような道を頑張って歩き、ようやく教会のてっぺんに付いている十字架が見えたと思ったのに、そこに通じる道が見つからないのー。
途中から軽い吹雪状態になってくるし、イルミネーションが見えるから『もしかして教会?』と喜んで向かってみると普通の民家だったりして(紛らわしいんだよっ!)たどり着けないかと本気で思った。
私ってば方向音痴で、RPGの中でも迷子になることがあるくらいだから(涙)。
で、ようやく教会に着いたのはワークショップが始まる5分前。
もう事前オリエンテーションは終わってた...。

ワークショップ会場となる教会の広い礼拝堂は、すでにソプラノ、アルト、テナー&ベースとパートごとに席が決められていたのでアルトの方へ向かい、ゴスペル仲間のえっちゃんを見つけて隣に座る。
見渡せばあちらこちらに見知った顔が。

そうこうしているうちにアイリス女史が登場。
簡単な自己紹介と同行メンバーの紹介があった後、すぐに指導は始まった。
ところが...この礼拝堂、天井がすごく高くて音が無駄に響いてしまい、アイリス女史の声が非常に聞き取りにくい。
そこへ持って来て、アイリス女史が予め配布されている指導曲の歌詞カードにない歌詞をアドリブで言い出し、それが日本語だったりするものだからお手上げ。
本人はとても上手に日本語を発音しているつもりなんだろうけど、外国人が発する日本語特有の粘り気のある発音(?)、プラス音が響きすぎる天井のせいで、最初は何言ってるんだかサッパリ。
思わず隣のえっちゃんに
「本人、めちゃめちゃ日本語うまいつもりでいるんだろうね...たぶん」
と耳打ちし、二人でこっそり苦笑い。
途中からプロジェクターに日本語の歌詞を出してくれたから助かったー。
スタッフが大慌てでアイリス女史の言葉を聞き取り、字幕をおこしてくれたみたい。
楽譜がない、コール&レスポンスという指導法、私達は普段からこの方法でゴスペルの練習をして歌ってるからまだいいけど、近くにいた初参加のゴスペル初体験らしき人は
「全然覚えられないのに、どんどん進んでいく~」
と顔が青ざめていた。わかる、その気持ちー。
結局今日一日で5曲の音取りをした、超ハイスピード!

参加者の中に、ゴスペル仲間で某新聞社の記者をしているマイマイを発見。
目が合ったから手招きして隣の席に呼び寄せた。
マイマイは
「取材に行ってきます」
と無理矢理仕事にして参加したとのことで、
「誰かのインタビューして帰らないとならないから、二人のうちどっちか協力して」
というので、えっちゃんとジャンケンして負けたえっちゃんに決定。
良かった、良かったぁ。
だって、新聞のインタビューを受けると名前だけでなく、職業や年齢がバッチリ掲載されるんだもん。
えっちゃんはそのことを知らなかったようで、最後にマイマイに年齢を聞かれて
「えぇっ!...26歳」
と大嘘をついたため、私に
「教会の礼拝堂で嘘つくとはっ!」
とツッコまれ、泣く泣く本当の歳を言っていた(笑)。

帰りはえっちゃんが車で地下鉄駅まで送ってくれたので、来るときのような悲しい状況にならなかった。
そういえば、えっちゃんは主婦なのにこんな年末におうちのことをしなくていいのかな?と思って聞いてみたら
「もう一切のことを放棄して参加してるから。冷蔵庫の中だけちょっと掃除して、あとはしめ縄飾って全てを締めたわー」
だって。
そういう潔いところ...好き☆

さ、パワフルなアイリス女史からたくさんパワーを貰ったし、明日から仕事を頑張っちゃおう!
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