2010/05/12 (Wed) 札幌ドームで草野球♪

うちの職場と、同じビルのテナントの人たちで作っている草野球チームが、なんと本日札幌ドームにて試合を行うという。
生意気～。
で、応援に行くと普段はファイターズの選手が座っているベンチに座れるし、試合後にはマウンドにも立たせてくれるというので、私とぐっさんで応援に行くことにした。

高校時代ソフトボール部だったというぐっさんは、実家からグローブを取り寄せて
「端っこの方でキャッチボールしましょう！」
とか言い出す張り切りっぷり。
イヤだよー、私はキャッチボールなんて約４半世紀くらいやってないんだからぁ。
そんな私の引き気味の反応は軽くスルーし、
「あーっ！デジカメ忘れた、どうしよう？」
と更に大騒ぎ。
職場のを借りていけば良いと提案すると、すぐにカメラを借り出し今度は
「このメモリーカードじゃあ、動画撮ったらすぐ一杯になっちゃう～」
だって．．．動画って、何の動画をそんなに撮るつもりなのか？私達は応援だよ？
結局、３時に出勤してくるM子さんにメールで大容量（？）のメモリーカードを持ってくるようお願いし、ようやく騒ぎは収まった。

と、思っていたのだけど。
本日洗い物当番だった私がお茶碗洗いを済ませ部署に戻った午後４時５０分。
「．．．さりいさん、残念なお知らせがあります．．．」
若干涙目になりなったぐっさんに声をかけられた。
「さりいさんが洗い物に行った後、なんだか頭がボーッとするし、背中がゾクゾクしてきたと思って熱を計ってみたら３７．６℃ありました．．．」
はぁっ～、バカだねぇ。
あんまりハシャギすぎて知恵熱的はものが出たんじゃないのぉ？
そんな状態でも札幌ドームに未練タラタラな様子が伺えるぐっさんに
「お客さんが入ってないドームはきっと寒いから、行ったらきっと悪化するよ。おとなしく家で寝ていて悪化したなら、明日の準夜勤をもし休むことになっても仕方ないけど、今日無理して遊んで明日休むなんてことになったら許されないよ」
と釘を刺す。

そんなわけで応援には私一人が行くことになった。
うちの職場の選手は３人、上司のTさん、Sさん、事務職のYくん。
職場前にお迎えのバスが来て、それにみんなで乗り込んで一路札幌ドームへ。
車内にて、Tさんに今までの戦績を聞いてみたところ今ひとつだったので、
「今日は『勝利の女神』と呼ばれる（←誰に？）私が応援に行くんですから、絶対勝ちますよっ」
とハッタリをかましておく。

ドーム到着後、さっそく普段なら入れない場所からグラウンドに入りベンチへ。
意外とフツーの椅子で硬くて、冷たいし、座り心地もあまり良くなーい。
相手チームの到着がちょっと遅れるとのことで、うちのチームのみなさんは思い思いに準備運動、キャッチボール、トスバッティングなどを始め、あっという間に汗だくになっていた。
ただ座ってるだけだと寒いから、私もグラウンド内をグルッと歩き回り相手チームのベンチなんかも見学。
普段見下ろしているグラウンドから客席を見上げるって新鮮だ。

ようやく試合が始まったのは１９時半過ぎ。
いやぁ、素人の草野球をプロと比べるなんてむごいと思うけど、残念すぎるプレイ内容に笑いが止まらない。
単純な凡打なのにエラーにつぐ、エラーでランニングホームランになるなんて誰が思うだろう？
Tさんなんて、トップバッターだったらしく気づかないうちにバッターボックスに立っていて、１球目を打ち上げて即アウトになり、その上その時にちょこっと走った両足が攣ったとかですぐに交代する始末．．．残念すぎるぅ～。

こっちが素人なら、相手ももちろん素人なので、その後も珍プレー続出であっという間に１０点くらい先取してしまう。
ほら、勝利の女神がついてるからねー。
後半になって交代した相手側のピッチャーが元高校球児とかでいきなりすごい球を投げ出し、ようやく後半になって何点か取られたけれど最終的に何対何で勝ったのかよくわからない。

試合後、某所にあるプロ野球選手がよく来るというお寿司屋さんにて両チームで親睦会とのことだったけど、それに参加すると帰りが終電を越えるらしいので、私と何故かYくんはドームからそのまま帰って来た。
グダグダな試合展開だったけど、見てる分にはすごく面白かったからまた札幌ドームで試合をすることがあるなら応援に来てみようかな？